東京六大学野球 慶應義塾大学5-6早稲田大学@明治神宮野球場

両者共法政に勝ち点を奪われ、優勝の絡まない寂しい状況+昨日の初戦で斎藤佑クンが完投勝ちしてしまった為、楽しみに欠く第2戦となってしまったが、
早慶戦は初めての観戦!昨日クリスタ観戦がフイになった分、楽しむゾォ!
東京メトロ外苑前の出口から地上に上がると、なんと小雨。つくづく雨に祟られる週末である。それでもプレーボール直前には上がってほっとする。
早稲田先発は福井優也

そういやあ今を去ること5年半前。写真を穿り出す。神宮のスコアボードが懐かしいなぁ...今よりこっちの方がデザイン好きやったなぁ。


2003年11月15日、明治神宮野球大会高校の部1回戦、鵡川(北海道)vs済美(四国・愛媛)戦、中盤までに5-1とリードを奪いながら
終盤に追いつかれ、結局サヨナラ負け投手となるも、翌春のセンバツで優勝投手となったあの福井優也なのである!春夏連覇に王手を掛けた
夏の選手権決勝では、当時2年生でマウンドを踏んだ田中マー君駒大苫小牧に破れ準優勝となるものの、能力の高さを買われて2004年、
巨人にドラフト4位で指名受けるが、自らの能力を見極めた上で入団拒否!あの巨人から指名受けたのに...なんて当時批判もあったが、
当時俺は『よくぞ巨人を蹴った!』と賛辞を贈ったものである。ハンカチ王子は観れなくても、一浪までして稲門を叩いた福井のピッチングが
生で観れるなんてねぇ。ケガで中退して現在巨人の育成選手となっている尾藤竜一は、今どんな心境なのだろう?あまり昔話でもしゃあないので。
福井が2回迄パーフェクトに切ると、その裏の早稲田はなんと今日は7番ショート起用の154km豪腕・大石が、豪快に右中間三塁打


→市丸の適時打でアッサリ先制。いやぁ〜すげぇなぁ〜早稲田応援席!ライトスタンドまで一杯だぁ〜応援団までステージ作ってるよぉ〜


その後は一進一退の攻防が続き、中盤にかけてゲーム展開としては面白いゲームに。混戦になると、ハンカチ王子の出番も...

ま、昨日完投してっから、今日は出番ねえわなぁ...4回裏、福井優也まさかのソロアーチが飛び出す!


ここら辺りから雲行きが怪しくなってきて、ついに5回裏...

瞬く間に豪雨発生!おいおい、仙台と比べて格段に降水確率少なかったから東京まで戻ってきたっちゅうのに!小1時間待ちあぐねて試合再開。


その後は傘と双眼鏡とデジカメとの格闘!早稲田は2番手・4年生松下が捉まって慶應に追い上げ喰らうも、3番手にショートから回るオプション・
大石がマウンドへ!

辛くも1点差で早稲田が逃げ切り!連勝で勝ち点挙げて2位を確保。



早慶戦ならではの光景かなぁ。『都の西北』に併せて、一塁側・ライトスタンドの2/3の観客老若男女が、腕を振って合唱!

この雰囲気を味わえただけでも、来た甲斐があったモノだ。欲を言えば天候さえ善ければ...このリベンジは秋の早慶戦か?