キャンプ総括+オープン戦緒戦

キャンプ総括
中日新聞より。就任3年目にして、マーティーのスタイルが和洋折衷となる。投手に投げ込みをさせず、短時間での質の高い
米国式に、量で体を作る日本式の要素を加味させた。内野は陣容が固まっているが、外野はレギュラー争いが熾烈化。
ベテランの老朽化+どんぐりの背比べの若手という去年までの図式に、赤松・喜田の元阪神組に、アンパンマンの異名が
定着するか?ルーキースラッガーの松山の存在が、相乗効果を生んでいる。天才・前田智徳の2000本後の
モチベーションも気になるが、今年も規定打席を達成する様であれば逆にチーム状況は変わっていないという事にも。
緒方や前田が衰えて行くのは複雑な心境だが、劇的な世代交代が起これば、チーム状態は変化するはずである。
今年は機動力を前面に出して行きたいとの意向もマーティーにはあるみたいやし、嘗ての鯉スタイルが復活なるか?
投手は前田健太の評価が高い!2年目にしてベールを脱いでくれるのか?先発枠入りしてくれば、層の厚みが最低水準までは到る。
オープン戦 ○4-1福岡ソフトバンクホークス
シーズンの期待株を先発に持って来る事が多いオープン戦緒戦。そのマウンドに上がったのは2年目左腕・ペローンこと青木高広
スタメン:
1 (中) 赤松
2 (左) 天谷
3 (三) シーボル
4 (一) 喜田
5 (捕) 石原
6 (指) 松山
7 (遊) 木村
8 (二) 東出
9 (右) 中東
4番に座るキダゴの背中名が『KIDA.GO』に。カッコええやん!2回に石原が左前打→牽制悪送球で二進→注目株・松山が
鋭いスイングでライトオーバーの適時二塁打!鈍足で欲張った三塁憤死も、強烈なアピール!
3回には一死後、赤松三前セーフティーバント安打→天谷がエンドラン・見事な引っ張り右前打でチャンスメーク!
シーボルの三ゴロ→天谷が二塁へ気迫のスライディングで赤松生還。
先発ペローンは3回2安打零封。持ち前の緩急を利した投球は出来ていた。甘く入った真っ直ぐを痛打される場面もあったが、
その直後にインサイド真っ直ぐ三連発で打者を詰らせる。まずまずの出来ですかね。この人がローテに入ってこないと話にならない!
2番手・上野は立ち上がりから制球定まらず、ピンチ招くと内野ゴロで失点→その後は斬る。
4回は石原→松山が再連打!山本浩二が松山を評して『風貌・体格・打撃特性が西田真二に似ているが、西田よりも確実性ありそうだ』なるほど。
木村が送って、早くもう一皮剥けて欲しい東出が右前適時打→中東スクイズ的なエンドラン二ゴロで追加点。手堅い!これぞ嘗ての鯉スタイル!!
シーボル2打席エエとこなし。まだ調整段階なので...このまま消えるなよ!
投手は3番手以降林→梅津→横浜から移籍の岸本が無難に〆て、9回のマウンドにマルテ!?こいつ首になったとばかり...
こいつに良い印象一つもないんやけどな〜ま、ルイス・コズロースキー・シュルツには割っては入れんでしょう。
オープン戦緒戦は白星スタート!ガンバレ若手!!ベテランを押しのけろ!!!