トップリーグ 最終節

雪の降る日はスカパーでラグビー観戦だ。先週行きで延期になった2試合をじっくりと。
三洋電機ワイルドナイツ34-7NECグリーンロケッツ
三洋パーフェクトウィンなるか?マイクロソフトカップ出場に一縷の望みを繋ぐNECは、とにかく大量得点差が必要。
前半はNECが押し込む場面も見られたが、三洋の東芝好調時の様なゴール前での執拗な防御に阻まれ、三洋7-0NECで終了。
後半開始早々にNECが一本反して尚もトライのチャンスにパスミスで勝ち越しを逃すと、一気に形勢逆転。
三洋の思うがままに加点されて、最後はヤコのノックオンを拾ったトニー・ブラウンが拾って、北川智規にプレゼントパスという
今日を象徴するプレーで万事休す。三洋トップリーグ初の全勝で堂々プレーオフへ!北川は2年連続の得点王獲得!!
マイクロソフトカップは三洋−東芝サントリートヨタの顔合わせに。やはり勢いに乗る三洋が優位かな?
サントリーサンゴリアス31-31トヨタ自動車ヴェルブリッツ
ヴェルブリッツカップ→選手権の行方を占う面でも、この一戦は注目。
ココ数試合目立つ『攻めの防御』が功を奏し、サントリーにペースを掴ませないトヨタ。廣瀬の後継者SO黒宮のDGも飛び出し、
前半を24-0で折り返すも、今季前半に見られた『前半良くて後半ガタガタ』というパターンに入り、20分までに3T取られて
あっという間に24-17。ここで目を覚ましたか、トヨタの連続攻撃が始まる。自陣22m付近から途中出場の遠藤幸が突破→内藤→
久住と繋いで31-17。しかしてその後のキックオフからの攻撃でFL佐々木組長がT。31-24で残り10分。
トヨタが敵陣ゴール前まで攻め入るも、つまらないミスでターンオーバー。またまたサントリーペースに嵌り、最後は小野澤に
決められついに31-31。この直後にもクロフォードのミスから大ピンチも、ターンオーバーで凌ぐ。残り3分。
息つく間もない攻防は、ロスタイムにトヨタにチャンスがあったものの、LO谷口のノットリリースでサントリーボール。
更にトヨタCTB難波のハイタックルでサントリーはFB栗原のショットを選択→ポールまで届かずトヨタは継続するも、再び反則で
サントリーは再びショット→今度は野村が蹴るも、またまた届かずトヨタが継続、遠藤幸の突破から繋いで、岩本が右タッチ沿いを
抜け出るが、僅かにタッチを踏んでおりノーサイド。両者痛み分け。トヨタはリーグ3位でプレーオフに望む。
こりゃあ来週の再戦が楽しみだ!